対話と改善を武器に、CXをデザインするBPOパートナー
伊藤様(経営本部・人事部):主力事業は、いわゆるBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)です。お客様の事業の一部工程を代行しています。代行する業務内容は見積もり作成や給与処理といったバックオフィス関連から、CXデザイン、DX推進支援まで幅広くカバー。また、金融、情報通信、製造、流通、公共インフラ、教育など、さまざまな領域の企業・団体様から業務を受託しています。
伊藤様:もともとは福武書店(現・ベネッセコーポレーション)内のコールセンターとしてスタートした経緯もあり、コールセンター代行は主力事業の一つでした。ただ、近年はコールセンター機能だけでなく、FAQやLINE、有人チャット、チャットボットといった電話以外のオンラインチャネルの導入と運用支援も行っています。
伊藤様:コールセンターには正社員も含め約1万名が勤務しています(2026年1月時点)。即払い給与の対象はオペレーター層が中心で、8000名ほどになりますね。
従業員ファーストで『Airワーク 給与支払』に切り替え。手数料負担&運営コストが大きく軽減
伊藤様:最初に即払い制度を導入したのは2016年でした。目的は採用競争力の強化です。当時、競合他社が採用広告で「週払い」や「即日払い」を謳うケースが増えてきたこともあり、私たちとしても無視できなくなってきました。そこで、2016年に初めて導入したのが、とある企業の前払いサービスです。
最初に導入したサービスはシステムの都合上、従業員が申請した当日に給与を受け取ることができませんでした。そこで、従業員の利便性向上のため、2020年に即日受け取りができる別のサービスに切り替えたんです。従業員の手数料負担も軽減され、バックオフィスの工数も減るなど、より使い勝手がよくなりました。
伊藤様:一番の決め手は、やはり利用する従業員にとって、より良いサービスであると強く感じた点です。特に、手数料負担の部分ですね。1回あたりの手数料が上限400円であり、前サービスよりもさらに安いため頻繁に即払いを利用する従業員にとってはかなり負担が軽減されます。また、「COIN+(コインプラス)」での賃金デジタル払いにも対応していて、時代に沿った従業員のニーズに応えられる点も魅力でした。デジタル払いを選択した場合は手数料が一律110円になるなど、メリットしかないなと思いましたね。
伊藤様:そうですね。切り替えにあたってはシステムを運用するバックオフィス側も、利用する従業員側も『Airワーク 給与支払』の機能や操作を覚える必要がありましたが、リクルートさんから提供いただいた資料も分かりやすかったですし、サポートが手厚く、とても助かりました。切り替え前後の状況も調査してレポートにまとめてくださるなど、迅速かつ丁寧にフォローしていただいています。おかげさまで、切り替え直後から全く混乱することなく、スムーズに運用することができました。
「デジタル払い(COIN+)」に対応していることが、採用競争力の大きなアドバンテージに
伊藤様:対象となる約8000名のうち、半数の約4000名が登録していて、実際に即払いを利用しているのは月平均320人ほどです。前サービスと同等以上の水準をキープできていることからも、スムーズに切り替えられたと思います。利用者の多くは「賃金デジタル払い(COIN+)」も利用しています。
伊藤様:当初はそこまでデジタル払いのニーズがあるとは思っておらず、正直、意外でした。ただ、おそらく今後は、世の中全体で賃金デジタル払いがより浸透していくと予想しています。給与の受け取りも支払いもキャッシュレスが当たり前の世代が、労働市場の中心になってくる。そうなれば、すでにデジタル払いに対応し、一定数の利用者がいることが「採用競争力の強化」という点でもアドバンテージになると思います。
もちろん、弊社としても新しい試みですので、導入前は不安もありました。しかし、COIN+に関してはリクルートさんと三菱UFJ銀行さんの合弁会社が運営しているブランドということで、上層部からも一定の信頼感を得られたのではないかと思います。
伊藤様:正直、切り替え後しばらくは利用者からの問い合わせが増えるだろうと想像していたのですが、実際にはほとんどなくて。使いづらいといった不満や、登録できずに困っているといった声もゼロでした。それが従業員からの支持を得られている証の一つだと思います。
従業員にとって給与は「振り込まれて当たり前」。決して不備があってはならないと考えています。間違いが許されないだけに、サポートやフォローも手厚く、信頼できるリクルートさんの存在に心強さを感じています。


